google.com, pub-7940832947208829, DIRECT, f08c47fec0942fa0 【中3英語】現在完了は理解すればミスらない。現在完了の訳し方、解き方、覚え方 | Perry's Bonfireーペリーズボンファイアー

【中3英語】現在完了は理解すればミスらない。現在完了の訳し方、解き方、覚え方

教育・英語

 皆さんこんにちは!ペリーズボンファイアのペリーです!
今日は中3英語の範囲である”現在完了”について解説していきます。まずは、訳し方や形を覚えた後に、ミスを起こさず解いていく方法(理解の仕方)について解説していくので、ぜひ読んでくださいね!

現在完了って何?

 上の図のように現在完了とは、「今とのつながりがある時間幅」を表すものです。だからこそ、”have”が使われるのです。「私はこんな経験を持っているんですよ!」かのように。なので、用法は3つあると言われていますが、これらすべに形は共通して、形は「have + 過去分詞」です!
 また、その3つの用法すらも「覚える」のではなく、日本語訳、英語訳ができればOKです。ですが、分かりやすくするために、今回は3つの用法に分けて解説していきます。

現在完了の全体像

 まず現在完了は「時制」の一種です。時制とは、時間を表すものということで、例えば、現在形、過去形、未来形を学習してきたと思いますが、それらと同じグループだということです。

 現在完了は、その全体像を把握することで、より理解が深まります。現在完了とは、まず、「現在」である「今」に焦点が置かれています。

オシャンティガール
オシャンティガール

過去と今とのつながりを「現在完了」って言うんでしょ?なのになんで、「現在」完了って言うの?

 オシャンティガールの言うように、過去と今のつながりを大切にする文法であるのならば、これは「現在」完了ではない気がします。しかし、実は高校生になると「過去完了」という過去のある一点から過去のある一点までを説明するための文法が存在しています。このことからも現在完了は、過去のある一点から「現在(今)」までのつながりを見ていて、「その結果、現在(今)があるよ。」と言いたいときに使う文法なのです。

現在完了の使いかたと例文

オシャンティガール
オシャンティガール

なんとなく理解できたわ。じゃあ、どうやって実際に使っていくのか教えてよ。

 では、ここからは、どのように現在完了を使うのかを、例文を取り入れながら解説していきます。
まずは以下のような例文があるとします。

A-①I have met(meetの過去分詞) her twice.
A-②I met(meetの過去形) her twice.

A-①の例文では、「2回、彼女を訪れたことがあります。」という日本語訳になり、A-②では「私は彼女を訪れたことがあります。」という日本語訳になります。さあ何が違うのでしょうか?

 下の黒板を見てください。この黒板の「茶色」の矢印(「過去の一点」という下向きの矢印)と、その真下にある○が普通の過去形です。特に今とのつながりはなく、ただ過去に起きた事実を言っただけという状況です。これが例文のA-②です。
 しかし一方で、紫の矢印(「過去の一点から現在」という右向きの矢印)と、その上にある紫色の○ふたつが「現在完了」です。またこのとき、矢印が「現在」まで伸びていることに注目です。これが例文のA-①なのです。

 これらの違いですが、A-①つまり、現在完了では次の( )内のようなニュアンスが含まれます。

・「彼女に(生まれてから人生で)2回会ったことがあるよ。(その結果、今の私があるんです!)」

まずはこのようなニュアンスが生まれることを理解していただけましたか?
きっと、「だから何?」と言われるかもしれません。なので、追加で説明をすると、「会話の流れがよりわかるのが、現在完了だ。」ということです。
 例えば、例文A-①だと、次のような会話の流れでありそうだと考えることができます。

Perry
Perry

(二人は写真に写っている人を見ている。)
Oh, who is her? I don’t know her. (日:彼女は誰ですか?私は彼女のことを知りません。)
Do you know her? Is she famous?(日:彼女のことを知ってますか?有名な人ですか?)

オシャンティガール
オシャンティガール

I know her! She is very famous! I have met her twice!
(日:彼女を知っているわ!彼女はとても有名なの!私は2回も彼女に会ったことがあるわ!

このようなPerryとオシャンティガールの会話では、太字になっている部分が過去形だと逆に不自然です。なぜなら、「私は彼女に会ったことがある。」という事実(感情が入っていない、ただの「過去の情報」)をここで発言するのは変だからです。

急に”have”が出てくるのはなぜ?(3つの用法!?)

 では、ここからはちょっとした豆知識です。よく「なんで”have”を使うの?」と聞かれることがあります。これはGood questionです!この回答として、現在完了を学校で習い始めると、「3つ用法があるよ。1:経験用法、2:継続用法、3:完了・結果です。それぞれ訳し方が違うから覚えてね!形は全部一緒で”have+過去分詞”だよ!」と説明されると思います。しかし、3つの用法がそれぞれ何を示しているのかを考えると”have”を使う意味がわかります。

1:経験用法
訳し方:「~したことがある。」
例文:I have met her twice.(私は彼女に2回会ったことがある。)

2:継続用法
訳し方:「~し続けている。」
例文:I have played basketball since 1989.(1989年からずっと私はバスケをしています。)

3:完了・結果
訳し方:「~した。(結果今がある。→あくまでも今の状況を伝えたい)
例文:I have already finished my homework.(私はすでに私の宿題をし終えています。)→今は暇です。

これらをよく見ると、経験用法では、「そのようなことをしたという経験を持っている」と考えることができ、継続用法では、「そのようなことをずっと続けていてそれが私の持っている能力・才能(など)なんだ。」と言うことができ、完了・結果では、「その結果、今の私には、新しいことを持てる(否定文では、持つことができない。)」と何かしらを所有していて、それを今と結びつけていることがわかるのです。だから、現在完了では、”have”という単語を動詞として使うんです!

最後に

 この記事を読んでくれてありがとうございました!現在完了は、多くの受験生を悩ませる文法です。しかし、今回の記事を読んでくれれば、現在完了を自分の強みにできると思います!それでも、理解できなかったという方が、いましたら是非、お問い合わせまで!質問をしてくれれば全力で回答したいと思います!

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