こんにちは!!ペリーです!
僕たちは日々、新しい知識を学校や本、映画などから学びますが、残念ながらその多くを短期間で忘れてしまいますよね?「一生懸命覚えたはずなのに、次の日には忘れていた」という経験をしたことがある人も多いはずです。僕もそのうちの1人でした!この現象を科学的に説明したのが、ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウス(Hermann Ebbinghaus)による忘却曲線です。
この忘却曲線の理論を理解し、それに基づいた効果的な復習方法を実践することで、記憶を長期間保持しやすくなることを、僕は身をもって体験しました!この記事では、エビングハウスの忘却曲線の概要と、学習に活用できる具体的な復習法を紹介していきたいと思います!!
〈注意〉
この記事には少し難しい単語や語彙が出てきますが、大切なことは、アンダーラインと太字で強調してありますので、安心して読んでください!また、できる限りシンプルに解説しています!
エビングハウスの忘却曲線とは?
エビングハウスは1885年に、無意味な音節(例:「TAX」「BYR」など)を覚え、時間の経過とともにどれだけ忘れるかを測定しました。その結果、記憶の減少は時間とともに急激に進行し、その後、緩やかになることが判明しました。この関係を**忘却曲線(Forgetting Curve)**と呼びます。
エビングハウスがした研究の結果は!?
20分後:約58%の情報が保持されている。
1時間後:約44%の情報が保持されている。
1日後:約34%の情報が保持されている。
1週間後:約25%の情報が保持されている。
1か月後:約21%の情報が保持されている。
この研究結果からわかるように、学習した内容は最初の数時間〜1日で急速に忘れられることが特徴です。しかし注意が必要ななのは、エビングハウスの研究は完全に意味がない単語や語彙を対象の人に覚えさせているということです。実際には、ちょっと見たことある単語や語彙などを覚えますよね?なので少しはこのデータよりも数値が高くなると考えられます。
この記事では、2014年の心理学会(日本心理学会第78回大会)で発表された論文 「エビングハウスの忘却曲線、そのモデル関数について」“Ebbinghaus’s Forgetting Curve and its Model Function”(深見武彦)【10】の知見も参考にしながら、忘却曲線を活かした具体的な学習方法を紹介します!
記憶ってどういう仕組みなの?
まず、記憶には2種類あることが知られています!
・長期記憶:適切な学習方法を取ることで、情報が長期間保持される。
・短期記憶:情報を一時的に保存するが、長くは保持されない(数秒〜数分)。
学習した内容を長期記憶に移行させるためには、繰り返しの復習が必要です。特に、適切なタイミングで復習を行うことが、記憶を強化するための鍵となります。繰り返しを何度もしているけど、覚えられないという意見を多く耳にしますが、これは「適切なタイミング」で復習ができていないからかもしれません。
効果的な復習のやり方は?
エビングハウスの研究に基づいて、たくさんの復習法が編み出されていますが、それらをまとめてみます!
1. 24時間以内に最初の復習を行う
エビングハウスの忘却曲線によると、学習した内容の大半が最初の24時間で忘れられます。そのため、学習から24時間以内に1回目の復習を行うことが重要です。
2. 反復学習を行う(分散学習)
1回の学習だけでは、情報は定着しません。最適な復習スケジュールは以下のようになります!↓↓
・学習直後(0日目):新しい情報をインプット
・1日後:最初の復習
・1週間後:2回目の復習
・1か月後:3回目の復習
・3か月後:最終確認
このように、間隔を空けて複数回復習することで、長期記憶として定着しやすくなります。
3. アウトプットを活用する
「読むだけ」では記憶の定着率が低いため、アウトプットを意識した復習が重要です。
具体的な方法:
- 学んだ内容を他人に説明する。(必ずしも相手がいなくてもOK!相手がいることを想定して、脳内説明してみる。)
- 問題を解く。
- 自分の言葉で要約する。(この時、僕の場合はノートに書いて要約する方法を取っていました!)
感情や関連づけを活用する
記憶は、感情が動いた情報や、既存の知識と関連づいた情報ほど忘れにくいという特性があります。これは皆さんも実際に体験していると思います!例えば、感動した映画や、面白かった漫画やアニメを忘れてしまったことはありますか?多分ないと思います。ですので、次の方法をおススメします!
- 興味を持つこと(例:「この知識が役に立つ」と考える)
- 自分の経験に結びつける(例:「この単語、映画で見たことがある!」)
といった工夫をすることで、記憶がより強化されます!
実践例
例えば、英単語を覚える際の効果的な復習方法を考えてみましょう。
例:英単語100個を覚える場合(必ずしも100個でなくてもOK!)
- 1日目:100個の単語を学習。
- 2日目:前日の100個をクイズ形式で復習(忘れた単語を重点的に)。
- 7日目:100個全体をもう一度復習。
- 30日目:再度復習し、記憶が定着しているかチェック。
このように、適切なタイミングで復習を行うことで、より効果的に記憶を保持できます。
おわりに
エビングハウスの忘却曲線は、私たちがどのように記憶を忘れるのかを教えてくれています!しかし、この理論を理解し、適切な復習方法を実践することで、記憶を長期にわたって保持することが可能です!
特に、「24時間以内の復習」「間隔を空けた学習(分散学習)」「アウトプットの活用」を意識することが、効率的な学習の鍵となります。
今回紹介した方法を活用し、日々の学習に役立ててみてください!継続的な復習が、皆さんの学習成果を大きく向上させるはずです!
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