今回はバスケを中学、高校で本気でやっていた僕が弱小チームを勝てるようにする方法を解説していきます!!
というのも僕は中学、高校時代どちらも部長を務めていました。また、高校の入部当時は弱小チームでしたが戦略で勝ちを重ねました。
そこで、戦略的なバスケで勝つ「指導法」をお伝えします。
将来は教員を目指していることもあり、生徒目線と顧問目線の両方を汲み取りながら、顧問がどのように指導していくべきかについても触れたいと思います。
僕が所属していた高校は顧問があまりにも変わりすぎて、部員同士で連携をとっていく形でプレーしていたので、いかに「指導」が大事なのかはよく理解できます。なので、このように指導したら勝てるのにな。と思うことが多々ありました。なので、部員目線、顧問目線で考えることができると思い、今回記事にしていきたいと思います。
今回の記事は映画『コーチ・カーター』を見るとよくわかります
今回の記事は映画『コーチ・カーター』というバスケの映画を見るとよく理解することができる思います。よかったらぜひ参考にしてみてください。また、僕もこのコーチ・カーターを参考にして、高校時代、頑張っていました!!
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弱小チームが簡単に勝てる戦略
戦略は練習から
練習について、弱小チームがやるべきトレーニングは、走りとディフェンスです。
まずはこの2つを徹底的に鍛えます。
まずこれだけで得点力とディフェンス力の向上を目指せます。
*教員は嫌われます
技術は人によって向き不向きがあります。
しかし、1日で2試合(部員数6人で)を全力で走り切れる体力とディフェンス力は、バスケが上手い下手関係なく鍛えることができます。
例えば、1on1が上手い選手もいれば、2on2が上手い選手、ディフェンスが上手い選手、試合の流れを読める選手、色々なことを兼ね備えた選手など様々です。
だから、一律でみんな同じメニューをやると伸びる人と伸びない選手が出てきます。なので最初は、向き不向きが関係なく、やれば誰もが伸びるトレーニングをオススメします。それが走りとディフェンスです。
最初はこの走りとディフェンスを練習でやりましょう。
また、練習試合では練習でやった走りとディフェンスが目に見えてわかると思います。
ある程度レベルの高いチームに走りとディフェンスで劣っていなければ、オフェンスの練習をしましょう。
技術がないチームであれば、UCLAなどのセットプレー、ディフェンスにもセットプレーを作りまましょう。
背が高い人がいるならばその人をうまく使い、背が高い人がいない場合でもうまくセットプレーを使い点を取れる作戦を立てましょう。
【実践編】1日で2試合走り切れる体力を作れる走り練習
具体的な方法を紹介します。
こちかみ
「こちかみ」とは、ラントレ(僕が命名しました)で、方法は、シンプルです。
バレーコートの線があると思います。その四つ角にコーンを設置します。
部員はそのコーンの周りを走るのです。
①4分で18周。
②1分〜2分の休憩(座る、膝に手をつく行為は禁止)
③3分で13周
④ ②の休憩
⑤2分で9周
1つでもクリアできなければ、⑥1分で5周を追加。
それもクリアできなければ、その部員には、さらにペナルティーで、コート50周など(他の部員は次の練習へ進む)。
2メン&3メン
2メンと3メンは、甘く見られがちですが、程よい緊張感と疲労感のなかで、簡単なシュートを外さないトレーニングにすることができます。
2メンでは、速いスピードでシュート本数ではなく、10分などという時間で行う。
その後、休憩を挟まずに3メン。
3メンでは、シュート本数で設定する。また、ルールとして3メンは、各グループ1周半行う(シュートはレイアップで3本打つことになる)。その際、3本のレイアップのうち、1回シュート外すごとに周回数はリセット。
→例えば、1周した時点で、外したらプラス1周半となる。=ここから2周しなければならない。
さらに厳しくするには、ボールを床に落としたらリセットなどがある。
チーム作りは心作り。
中学生や高校生は、反抗期で、少し扱いにくいかもしれません。
例えば、走る練習では本気で走らないかもしれません。
そんな場合は、選手というより顧問に問題があります。
選手は反抗する時期なので、てきとうに練習をやったり、休みたがったり、サボりたがるのは当たり前です。
顧問はそんな選手たちにとって「反抗しない方が良い」もしくは「反抗しても意味がない」と思わせなければなりません。簡単にいうと、顧問と選手の間で明確な上下関係を作り、顧問は信頼されなければなりません。
これが部活動がある意味です。
社会で生き抜くために必要なスキルを身につけるのです。
もちろん、最初からサボらず、反抗しない選手たちでしたら必要がないかもしれませんが、ほとんどそんなことはありません。
また、僕自身もとても厳しい顧問の元でバスケをプレーしました。
毎日、走り、筋トレの日々で顧問に歯向かうと、プラスで何本も走らされました。
もちろん、当時はきつかったです。しかし、今になってわかることは「あの部活でよかった」ということです。あの部活があったから、今はきついと思うことはありません。僕は大学では、教職課程を履修していて、自分の所属している学科では教職の授業がないので他学科の授業をいくつも受けないといけません。必然的に教職課程を履修している人は僕も含めて5人もいません。またみんなきついと言っていますが、僕は全くキツく感じません。
高校生の時は、まず休みはなく、部活がない日は月1くらい。平日も土日も部活で帰るの毎日9時くらいの生活でした。今の大学生活は日曜日は休みだし、1〜5限までフルにある日も少ない。
こんな感じで部活が厳しいことは将来的にメリットがあるのです。
もちろんただただ厳しくするだけでは意味がありません。
ただ厳しくするだけでは、生徒もついてこないし、強いチームにもなりません。
厳しい練習には意味があることを理解してもらわないと、永遠に強くはなりません。
厳しい練習をすることでチームが勝てるようになり始めると、顧問は徐々に信頼され、練習もしっかりやってくれます。
だから、走りやディフェンスといったきつい練習には意味がないといけません。
例えば、100キロ走るというのは意味がありません。
しかし、1キロを全力で走る、シャトルランを100本やらせるというのは意味があります。
こういうように「意味のあるトレーニング」をしてチームが勝てるようになれば、きっと走れるようになってディフェンスができるようになった後のオフェンスの練習は、とても楽しいし、身につけるスピードが圧倒的に速くなります。
というのも、オフェンスの練習には良いディフェンスが必要です。
また、オフェンスもハーフコートもセットプレーならまだしも、オールコートでやる場合はそれなりのスピード感とそれなりのディフェンスが必要です。だからこそ最初は走りとディフェンスというのは理にかなっているのです。
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顧問は生徒の本来の目的を忘れるな
上記でも触れた「厳しい練習」ですが、生徒が厳しい練習に慣れてきて、試合で勝てるようになってくると、勉学はどうでもいいからバスケで勝ちたいという考えになり始めます。
そうすると必然的に定期テストの点数は下がり始めます。
顧問は、先生であり、1番に考えるべきは生徒の進路です。
バスケがどんなにできるようになっても結局今の時代は勉強ができないと将来は明るくありません。大学にも入学できません。
ですので、生徒のテストの点数が落ちるようでしたら、部活を中止にし、勉強をやらせてください。何か基準を設けて、それをクリアした者が部活に参加できるなどが必要です。
もちろんそこで部活を生徒が辞めると言い出すかもしれません。そんな時は辞めるという選択が、本当に自分にとって良い選択であるのか。
難しい道を選び成功した時の感動などを教えましょう!
今後の記事では
今回は主に、バスケットにおける走りとディフェンスなどのきつい練習の必要性について解説しました。
今後の記事では本格的な練習方法についてお伝えしていきたいと思います!!
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