今回も前回の記事に続き、英語の文法に関する記事を書こうかと思います!
前回の記事はこちら!(→前回の記事では、”a”と”the”の違いについて解説しました。)
英語って難しいですよね?
特に、英語学習者が陥る「なんで、同じ形なのに違う名称がついてるの?」ということです。
例えば、「なんで同じ単語なのに全く違う意味を持っているの?」など。
今回は、その中でも、動名詞と現在分詞と現在進行形の違いを解説していきます。
だって全て同じ「〜ing」なのに同じ名前ではなく、別々に習います。ということはもちろん違いがあるのにも関わらず、学校では教えてくれません。
そこで今回はこの“違い“について解説していきます。
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ここでは僕が使っている最強の参考書たちを紹介します!
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まずは簡単な現在進行形からいこう
現在進行形はイメージとして、“瞬間の動作“です。
例えば、
I was playing baseball yesterday.(私は昨日、野球をやっていた)
これは、「昨日野球をやっている」瞬間があったよ。という解釈です!
また、勘の良い人は気づいたかもしれませんが、現在進行形を使う場面は、ものすごく限られています。
例えば、友達から電話がかかってきて「今何してる?」「今バスケしているよ。」という場面や、過去の出来事を話す場面など。
もう一度大切なことなど繰り返しますが、現在進行形はイメージとして、“瞬間の動作“です。
特に動作という点に注意してください。またそれが瞬間的なものであることも覚えておいてください。
現在分詞は?
現在分詞は「形容詞+動作+名詞のかたまりを作る」です。
細かくいえば、形容詞として働き、動作をあらわし、名詞のかたまりを作れるよ!
例えば、
・The boy playing baseball. (野球している男の子) ・Who is the girl reading a book? (本を読んでいる女の子は誰ですか?)
このようにまずは形容詞的な働きをしていることにお気づきでしょうか?
ただの男の子ではなく、野球をしている男の子なのです。
→これは例えば「かっこいい男の子」の“かっこいい“の部分に当てはまります。
男の子を修飾しているため、形容詞ということができるのです。
この形容詞というのが、現在分詞で1番の特徴です!
そして、動作も現在分詞ではあらわすことができます。
「野球をしている」「本を読んでいる」というのは動作ですよね。
また、名詞のかたまりを作ることができます。
「野球をしている少年」は文法用語であらわすと、名詞句(=名詞として扱える文)です。
だから、
The boy playing baseball is my son.
のように文を作ることが可能です。baseballまでが名詞で、isが動詞(今回の場合、be動詞)、my sonが補語になります。
以上の3点(形容詞+動作+名詞のかたまりを作る)が揃った時、初めて現在分詞を使うことができます。ただ動作をあらわしたい時は使えないのです。ただ名詞のかたまりを作りたい時は使えないのです。
動名詞は?
では、動名詞ですが、これは、「動作+名詞のかたまりを作る」です。
違いに気づきましたか?そうです。
形容詞として使うことができません。
例えば、
I like playing baseball. (私は野球をすることが好きです。)
日本語からもわかるように、主語をplaying baseballが修飾しているわけではないですよね。
ただ、名詞のかたまりを作っていることは確かです。
“playing baseball”という名詞のかたまり(=名詞句)を作っています。
また、動作(今回の場合は野球をするという動作)もあらわすことができます。
注意すべきことは、ただ1つで形容詞的な使い方をしたい時には、動名詞ではあらわすことができない。ということです。
以上の2点(動作+名詞のかたまりを作る)が揃ったら、動名詞を使います!
まとめると、、、
現在進行形は、瞬間の動作をあらわしたい時に使う。
動名詞は、動作と名詞のかたまりを作るときに使う。
現在分詞は、動作と名詞のかたまりを作るときと形容詞として名詞を修飾したいときに使う。
このように明確な違いがあります。この違いを知っているかどうかで、高校入試や長文読解のときにとても有利に進めることができるでしょう。
実践例(高校入試では)

高校入試では以下のように出題されます。
1、以下の文を適切に並び替えなさい。 先生と話している少年は誰ですか? (is/the boy/talking/who/with/a teacher)
これはもちろん、“先生と話している“ “少年“ですので、形容詞的な使い方をしています。
ということは現在分詞の問題です。
また、この問題を作った人からすると、「あなたは現在進行形と現在分詞と動名詞の使い分けができますか?」と見極めているのです。
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