今日は中学2年生で習うけれど、理解がとても難しい不定詞の3用法を不定詞の基礎の基礎から解説していきますので、この単元で悩んでいる人はぜひ!!!!
不定詞の基礎
まずは不定詞の基礎を紹介します!
・不定詞の形:【 to + 動詞の原形 】
一旦、この形を基本形として覚えましょう!!例えば、みんながよく知っている「I want to watch movies(私は映画を観たい)」の「to watch」も実は不定詞なんです!そう考えると、この文法「不定詞」というのは、めちゃめちゃ使う回数が多いので、ここを理解していないと、入試問題も解けないことが多いです!例えば、文法問題として出てくることはもちろんのこと、長文問題などでもめっちゃ出てきますので、しっかりと復習に復習を繰り返していこう!!
3用法ってなに?
実は不定詞には3つの使い方(訳し方)があります。
3つもあるのか~。なんでやねん!
このオシャンティガールが言うように、なんで3つも使い方があるのだろうか。これは、日本人が勝手に3つに分けた方がわかりやすいから、わけとこう!って考えて、3つにわかれたのです。だから、ネイティブの人たちは3つ使い方があるよねとは考えずに上手いこと使い分けています。
しかし、僕たち日本人は、ほとんどの人が日本語が母語だから、3つに使い分けた方がわかりやすいので、今回は3用法についてもしっかり解説していくよ!
めっちゃ簡単なのに奥が深い①名詞的用法
まずは名詞的用法です!もちろん、「名詞」的用法なので、名詞的な使い方ができるよ!っていう使い方です。
例えば,,,「To speaking」だったら、これを名詞的に訳すから、「話すこと」って訳すよ!
☞で、じゃあなんで名詞というものがすでに存在するのに、それを作るための文法があるの?って思いますますよね?これは、動詞を名詞として使いたいときがあるからです!例えば、今回のように「話すこと」みたいに!
・そして、名詞なんだから、もちろん「主語」になることだってできる!もうそのまま名詞なんです!
例えば,,,「To speak English 〈is〉 very difficult」みたいに!この例文の場合は、To speaking English が主語で、is が動詞となっているよ!また、「I like to speak English」のように目的語としても、もちろん使えるよ!
ここら辺から難しくなる,,,②形容詞的用法
次は、形容詞的用法です!もちろん「形容詞」的用法なので、形容詞のように使うことができる用法だよ!形容詞なのだから、名詞や代名詞を修飾できるよ!
例)I have books to read today.(私には今日読むべき本がある。)
☞「books」を「to read today」が修飾しています。となると、、、「私は本を持っている。→どんな?→今日読む」というような感じで考えて、それを普通の日本語にすればおのずとと自然な日本語訳が出てくるでしょう。
ここが少し難しいなと感じる人は、基本的に不定詞的用法では「~べき~」と訳すことが多いと覚えておくと間違えてしまうことはほぼないと思います。
ついにきた③副詞的用法
次は副詞的用法です。そもそも副詞ってなに?と思うかもしれませんが、あまり副詞ということを意識しすぎなくて大丈夫です。というのも、副詞的用法は「~ための」という日本語訳でほぼすべて網羅できるからです。それに加えて、感情の原因などが副詞的用法には含まれています。例えば「~してうれしかった」など。
しかし、副詞的用法のすべてが「原因」やその「結果」を表すものだと覚えておけば、難しいことはありません。
例)・I study English to speak English.(私は英語が話せるようになるために英語の勉強をしている。)
・I was sad to hear the news.(私はその知らせを聞いて悲しかった。)
この例文、どちらも副詞的用法です。日本語訳の青文字に部分に注目です。どちらも「原因」を表していますよね?ひとつめの例文では、英語の勉強をするのは何で?話すため。ふたつめの「悲しかった」のはなぜか?その知らせを聞いたから。
☞どちらも見た目は違うものの、不定詞の部分が原因を表していることがわかると思います。
テストではこう出る!
以下の文章を読み問題に答えなさい。
In our fast world, it’s great (新しいことを学ぶこと). [1Many people want to get better at stuff and know more]. Learning a new language is one popular goal. It helps you understand different cultures and can even help at work.
(1)(新しいことを学ぶこと)を4単語で作りなさい。
( )( )( )( )
(2)[1]の文を自然な日本語に訳しなさい。
答え:(1)to learn new things
(2)多くの人は得意なことをもっと上達させたり、もっと知識を得たい。
まとめ+α
- 名詞の用法 (Noun Function): 不定詞が文の中で名詞のようになる!
☞これは、主語、目的語、または補語としての位置に現れることがあります。- 主語の位置:
- To learn a new language is my goal. (新しい言語を学ぶことが私の目標です。)
- 目的語の位置:
- She wants to study abroad. (彼女は留学したいです。)
- 補語の位置:
- His dream is to become a pilot. (彼の夢はパイロットになることです。)
- 主語の位置:
- 形容詞の用法 (Adjective Function): 不定詞が名詞を修飾して形容詞的な意味を持つことがあります。
- The book to read is on the table. (読むための本がテーブルの上にあります。)
- 副詞の用法 (Adverb Function): 不定詞が動詞、形容詞、または副詞を修飾して、その行為や状態の理由や目的を示すことがあります。
- He works hard to succeed. (彼は成功するために一生懸命働いています。)
- She spoke softly to avoid waking the baby. (彼女は赤ちゃんを起こさないように、静かに話しました。)
ここまでめちゃめちゃ簡単に解説していきましたが、理解できましたか?
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