にほんブログ村
こんにちは!
今日は、現在完了形と過去形の違いについて、「単語が持つイメージ」という観点からお話ししていきたいと思います。この記事を読めば、現在完了形と過去形の違いだけではなく、英語を楽しく勉強する方法を知ることができるでしょう。
For foreigners who speak English: Welcome to Perry’s Bonfire. I’m a Japanese student and learn English. Today, I am going to tell Japanese people how to use “have” in English.
If you have any questions on my blog, Perry’s Bonfire or Japan, please feel free to ask.
“have”に注目できたら一発で解決できる
みなさんは、過去形と現在完了の違いがどこにあると思いますか?
例)I played basketball yesterday. I have played basketball for 12 years.
もちろん、時間の長さが違います。
しかし、文法的に見ると違うのはhaveが使われていることです(もちろん、過去分詞と過去形でも違受けど)。
この”have”に注目しましょう。
haveのイメージ(コアイメージとも言う)をご存知ですか?
ここでポイント!
定義(意味)ではなく、コアイメージが何かということ。
haveの意味は誰もが知っている通り「持っている」
コアイメージは「自分のテリトリーある=所有をする権利がある」となる。
そうなんです。haveはただ持っているだけではなく、「自分のテリトリーにあるから所有をする権利があるよ」というふうに使われます。
それを完了形に当てはめると、現在完了がただ過去のことを言いたかったり、継続していることを言いたいわけではないのがわかると思います。
例えば、”I have played basketball for 12 years”は、「私がバスケを12年間した経験があるよ。またその経験が僕だけのもので僕の経験なのさ。=その経験を所有しているよ」というようなニュアンスで相手に伝えることになります。
だから、haveを使うのです。
用法を覚えなくて全然大丈夫
ここまで理解できたら、あることに気づくと思います。
それは3つある用法を覚えなくて大丈夫ということです。
学校で習う現在完了の3つの用法 1、経験用法”I have played basketball for 12 years” 2、継続用法“I have lived Nagoya for 2 years” 3、完了用法”I have already finished my homework”
実は全て自分のテリトリーにある経験であることに気がつきましたか?
強いて言うなら、その経験が終わっているかいないか、という時間の経過による違いはあります。
しかし、使い分けなくても全然大丈夫ですよね。
継続用法では、「名古屋に今のところ2年住んでいるよ」というあなたのテリトリー(領域)内のことを表しているし、
完了用法では、たった今終わったよ。というあなたの終わったという経験=あなたが終わらせたからあなたのテリトリーにあること。となります。
このようにhaveのイメージさえ覚えていれば区別なんてしなくていいのです。
もう全員「過去形」と「現在完了」の違いは説明できますね!
ここまでくればきっとみなさん余裕で過去形と現在完了の違いがわかるのではないでしょうか??
過去形はただの事実を言いたいに使います。そこに込められた裏の意味など一切ありません。
しかし、現在完了を使うとそこには「そんな経験を俺は持ってるんだぜ=この経験があって今の俺があるんだぜ」という裏の意味が込められます。
だからここには明確な違いが存在しているのです。
暗記ではなく違いを見つけると英語は学問・言語として楽しい!
こういった違いを見つけながら英語を学んでいくと実は英語は暗記なんて必要ないし、学問として学んでいてめちゃめちゃ楽しいんだな!ということに気付かされると思います。
今回だって、もうすでにみなさんは現在完了の用法を覚えるなんて意味ないじゃん!って思ったはずです。また、この記事を読んでくれたあなたはhaveのイメージを理解したことで、一生使い分けに困らないでしょう。
しかも問題で出せれた時にも、完璧に答えることができるでしょう。
もちろん、いちいち調べるのが時間がかかって無駄という教育学者もいますが、これの反論としては、結局、長期記憶につながるからコスパがいい勉強法と言うことができます。
have gotだってしっかりと意味がわかるね!
余談ですが、よく”have”と”have got”が「持っている」と訳せばOKなんて習いますが、ここまで読んでくれたみなさんなら違うよ!って言えるはずです。しかも理由も説明できるはずです。
・I have a car. ・I have got a car.
一旦、みなさんはいやいや「持っている」だけではなく、「それが自分のテリトリー(領域)内にあるからそれを操れる状況にあるよ。という意味になると説明できればOKです。
そして「got」は「get」の過去形です。getはもちろん「手に入れる」という意味です。
ということはhave gotは手に入れて、それが自分のテリトリー内にあるから操れるよという裏の意味があります。
ここまで聞いていると「いや、結局「持っている」じゃん」と思ったかもしれませんが、実は次の例文を見れば「確かに違う」と思うはずです。
・I have headaches.○ ・I have got headaches.✖️
「頭痛がする」と訳せますが、gotをつけると「手に入れた」という意味が含まれてしまうためhave gotを用いることができないのです。
コメント