文系大学生Perry流「本の読み方」
まず本を読むためにはいくつかステップがあります。またこの順序でやると速読にもつながります。
また、全員に共通して当てはまらない可能性もあるのでご了承ください。
- その本を読む目的を考える
- 本を手にする
- 目次を読む
- 「はじめに」と「終わりに」を読む
- 読む箇所の選別
- 通して読む(mustではない)
その本を読む目的は?
まず、 1の「その本を読む目的を考える」ですが、これは小説だと当てはまらないかもしれません。
その理由として、小説は「娯楽」であることが多いからです。また前後関係が大切であるからです。
しかし小説以外の本では、目的がとても大事になります。
最初は「面白そうだから」でも全然構いません。
ではなぜ自分がそれを面白そうと考えるのか?と自分に問います。
例えばそれが、「文章の書き方」という本だとしましょう。また読む目的が「面白そう」だったら、なぜ今の自分にとって「文章の書き方」が面白そうと感じるのか。
もしかすると、作文のテストがあるのかもしれません。もしかすると、ブログを書きたいのかもしれませんよね。
そうなると、作文のテストやブログのための文章の書き方が書いてあるか探すことができます。
これが速読につながります。自分にとって有益な情報だけを引き出すことができるからです。
でも、「目的」を考えることにあまり時間を使わなくて大丈夫です。あくまでもちょっとした下準備だと考えておいてください。
その本を購入すると決めてからレジに並んでいる間に考えるくらいで大丈夫です。なんなら、そんなに目的を考えなくてもOKです。
その本を手に取ろう
2の「その本を手にする」というのは当たり前ですね。せっかく買ったのに読まないなんてもったいないのでちょっとだけ読む勇気を出してみましょう。
目次を読もう
3の「目次を読む」というのはかなり大事です。時間がない時ほど目次は丁寧に読むべきです。目次は本の「地図」であることを忘れないでください。みなさんが旅行などする時は、きっと地図を見ながら行きたい場所を決めるでしょう。それと同じで、本にも目次という名の地図があります。目次をひとつひとつ読んでいくと、目次に書かれていることからいろいろ推測します。「これってどういう意味だろう?」みたいに。
そして実際に本文を読んだ時、推測していたことと内容が正解しているか否かに関わらず、「これは正解だった」「これはこういう意味だったんだ」と毎回刺激を受けると思います。これが熟読につながります。刺激を受けると記憶に残りやすいからです。
また、目次を読むことで筆者が伝えたいことを、なんとなく把握することができます。それによりスラスラと本文を読んでいけるのです。
目次に目を通すことで熟読と速読につながるのです。
「はじめに」と「終わりに」を読もう
目次を読んだからといって本文に入るには、まだヒントが足りません。なので、一番のヒントである「はじめに」「終わりに」を先に読んでしまいましょう!
筆者が伝えたいことが簡潔に書かれているので、本文を読み進めて理解するための手助けになります。
読む箇所の選別をしよう
誰が本は全部読めと決めたのでしょうか?正解は誰もそんなこと言ってません。
本は全部読むこともできるし、読みたい場所だけ読んで読むこともできます。これは雑誌や新聞、天気予報と同じです。雑誌を全ページ、全文字読む人はいるでしょうか?新聞を全ページ、全文字読む人はいるでしょうか?全地域の天気予報を毎日見る人はいるでしょうか?
いませんよね。
これが、「本」の固定観念です。「全部読まなきゃいけない」という思い込みがどこかにあるから、そうしてしまいます。
実は本は全部読まなくて良いんです。
では読む場所はどうやって選ぶのでしょうか?それは、今までやってきた、目次で興味深かった場所です。ちょっとでも「なんだろう?」って思ったら、読んだ方が得ではあるかと思います。
時間がある時は全部読んでも全然良いと思います!
通して読む
では、今までやってきたことを自分で確認して、速読に挑戦してみましょう。くれぐれも早く読もうとしないでください。これは、最終的に「読みきる」ことが目標になってしまう可能性があるからです。今まで紹介したことを確実にやっていけば、ほぼほぼ速読は成功しますので、焦らず行きましょう。
最後に
ここまで読んでくれたあなたはきっと読書の鬼になってくれたら嬉しいです!
お疲れさまでした!
最後にアンケートもお願いします!!!!
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